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当院耐震化について

大規模建築物耐震診断結果の公表について

 西条市では、平成20年度より、市内の鉄筋コンクリートの校舎等の耐震補強工事として、SRF工法(包帯補強)を採用しております。このSRF工法は柱にベルト状のポリエステル繊維を特殊な接着剤で包帯を巻くように張り付けて補強し、建物の地震の揺れを少なくする工法です。

 SRF工法の特徴として、工期が短く費用が安いなどの利点がありますが、安全性については、東日本大震災や本年4月の熊本地震においても、SRF補強した建物の地震による被害はほとんど無く、震災後も問題なく継続して使用しているなど優れた性能を持っているため、西条市はこの工法を採用しております。

 西条市立周桑病院西館につきましても、同様にSRF工法による補強をしており安全性を確保しております。
今回の耐震診断結果の公表された数値は国の定める指標(Is値)に基づき出されたものであり、西条市が採用するSRF工法(If値)とは考え方が違うものであります。今回の公表により、皆様にご心配をおかけいたしましたことをお詫びするとともに、今後もSRF工法により補強された建物の安全性について周知を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

平成28年11月1日
西条市長